ぎっくり腰とケア

ちょっとした動作で突然腰に激しい痛みが起こるぎっくり腰。海外では「魔女の一撃」、ドイツ語で「Hexenschuss」 (魔女の一撃) と言われます。

重い物を持ち上げたとき、はたまたくしゃみやせきで起こることもあります。患者さんの中には、冷蔵庫の中にあるタッパーを取ろうと手を伸ばしたときにぎっくり腰になった方もいらっしゃいました。どんな状況でもぎっくり腰になり得るのですね。本当に怖いです。

ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰とはふとした動作で急激な痛みとともに身体を伸ばせなくなった状態を言います。身体を反る動きに対してロックが掛かり、骨盤の仙腸関節のズレによって起きます。
ちなみにぎっくり腰は高齢者ではなりにくいとされています。

治療回数はどれくらい?

治療効果はぎっくり腰の度合いによって施術回数が異なります。軽度なら1回で終わる場合もありますし、重度なら4〜5回の施術を要します。

ケアはどうすればいい?

①普段通りの生活を送る
横になって安静にすることは回復を遅らせるだけで治療効果はないとされています。早期に通常の生活活動に戻すことが大切です。無理はせず、なるべく動くようにしましょう。

②患部を温める
カイロなどの低温度の温熱で腰を8時間以上温めましょう。