【ヨーグルト】栄養の参考書ー便秘と美肌効果

ヨーグルトという言葉はトルコ語で「濃厚にすること」を意味します。
ブルガリアで長寿の人が多いということで注目され、ヨーグルトを日常的に摂取している習慣が長寿の原因ではないかと言われています。
栄養
【ヨーグルトの栄養(100g)】
- 糖質(4.9グラム)
- 食物繊維(0グラム)
- たんぱく質(3.6グラム)
ヨーグルトのカロリーは、1食100gあたり62kcal。
無糖プレーンヨーグルトのカロリーは低めで、甘い加糖ヨーグルトのカロリーは高い。
豊富な栄養素
脂質に次にタンパク質が多く、炭水化物の割合が低いヨーグルトに比較的多く含まれる栄養素は、ビタミンB2・モリブデン・カルシウム。
体質・症状の相性
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胃腸弱い…○
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消化不良…◎
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高血圧…×
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血行不良…○
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微熱…◎
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冷え性…△
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老人…○
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小児…○
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妊婦…○
西洋医学的効能(現代の研究より)
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整腸作用…ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させて作られる。善玉菌を増やして、悪玉菌を抑制する働きがあり、宿便は排泄され、通便がよくなり、新陳代謝を促進する。
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老化予防作用肌…乳酸菌の働きにより腸内善玉菌が増加することによって、新陳代謝が活発になり、老化防止につながり、若々しさを保つと考えられる。
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美肌効果…乳酸菌のよる通便と新陳代謝の活性化により、美肌になると認められた。
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粘膜を丈夫にする作用…ビタミンAやB2が豊富に含まれ、粘膜を丈夫にして、爪や髪を潤いを与える。
摂り方
健康な人でも一度に大量に食べるのはよくありません。
一日一回150mlぐらいがよいでしょう。
大切なのは少しずつでも毎日食べることです。
胃酸の多い、胃腸の冷え、お腹が常に張って冷えている方は控え目に。
プレーンヨーグルトは添加物がなく、食べるときに蜂蜜やジャムを加えたり、ドレッシングに混ぜて野菜や果物に加えるのもようでしょう。