【基礎】ダイエットとカロリーコントロール

むろちゃんです。
なぜ太るのか?
一般的に、日常生活で身体を動いたり使ったりする「消費カロリー」よりも食べ物等から摂り入れる「摂取カロリー」が多いと、余分に摂取したカロリーは最終的に脂肪として体内に蓄えられ、太るということになります。
結果的に痩せるためには、消費カロリー>摂取カロリーの状態にすることが必要です。
そのためには、運動量を増やして、適切な食事量を抑えてダイエットしましょうということです。
つまり、カロリーコントロールです。
では、皆さんは自分自身でどれだけのカロリーが必要なのか知っていますか?
どれだけの消費カロリーと摂取カロリーが一日あたり必要なのか知っていますか?
この根本がわからないと、カロリーコントロールは難しいのです。
消費カロリーを把握して摂取カロリーの管理を行うようにしましょう。
摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしないようにすることが大事です。
消費カロリーの計算は、基礎代謝量と生活活動強度(生活スタイル)から消費カロリーは計算することが出来ます。
基礎代謝量×生活活動強度(生活スタイル)=消費カロリー
基礎代謝量とは、人間が生きていくために必要な一日あたりの最低限のカロリー算出に必要な値であり、例えば心臓や内臓を動かしたり、呼吸したりするために必要なカロリーのことです。
基礎代謝量は、身長と体重、年齢で、おおよその値を計算することが出来ます。
その算出方法は、「ハリス-ベネディクトの式」というポピュラーな基礎代謝計算式です。
ハリス-ベネディクトの式
●男性
66+13.7×体重(kg)+5.0×身長[cm]-6.8×年齢
●女性
665+9.6×体重(kg)+1.7×身長[cm]-7.0×年齢
生活活動強度 | 生活スタイル | 係数 |
Ⅰ | ほとんど体を動かさない | 1.35 |
Ⅱ | デスクワークなど座位が中心。 通勤・家事で少し体を動かす。 | 1.5 |
Ⅲ | 立ち仕事・外回り・家事でかなり体を動かす。 軽いスポーツを行っている | 1.75 |
Ⅳ | 肉体労働や本格的なスポーツを行っている | 2 |
例えば、身長155㎝、体重50キロ、年齢35歳の女性が生活活動強度Ⅱの場合、
基礎代謝量 665+(9.6×50)+(1.7×155)-(7.0×35)=1163.5Kcal
1163.5kcal(基礎代謝)×1.5(生活活動強度Ⅱ)=1745.25kcal
つまり、1745.25kcalが消費カロリーとなり、摂取カロリーの目安となります。
まずは、皆さんもご自身の消費カロリーを計算してチェックしてみましょう。